
新メモリがリリースされてしばらく経ちますね。
皆さんには、
ずっと固定しておきたい旧メモリはありましたか?
無事に移行できましたか?
私はつい先日、旧メモリで効いていた「AIの応答傾向」を
手動でかなり再現できる方法を見つけました。
少なくとも私の環境では、今のところ出力が安定しています。
この記事では、その方法と、実際に試した効果検証をまとめます。
私と同じように
「新メモリにしたら出力の雰囲気が変わってしまった…」
という悩みを抱える方の助けになれば幸いです。
まずはやり方から
ChatGPTの「あなたについて」という欄に、旧メモリを登録する。
それだけです!
WEB版では、
「設定→パーソナライズ→あなたについて」
の中に
「あなたについて」
という入力欄があります。

ここに、例えば
【AIの応答の好み】
等の見出しを追加して、
その下に旧メモリの内容を登録してみてください。
この入力欄の内容は、新メモリに反映されるようなのです。
旧メモリと同じ強さで効くかは検証できていませんが
私の環境では、登録後に同じような効果を発揮しました。
私の登録例
実際に登録した内容です。
多少GPTに要約してもらいつつ、入れました。
参考までにどうぞ。
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【AIの応答の好み】
会話において単に摩擦を和らげることを不誠実と捉え、AIが知らないことには「わからない」と言い、言えないことには「それは言えない」と言うことを好む。また、間違いや滑りを有用なユーモアに変えるか、間違いが重要であれば明確な理由を示すことを望む。ユーザーは、次のステップに繋がらない無駄な会話を嫌い、社会的に心地よいが空虚な同意よりも、摩擦、正確な訂正、意味のある前進を重視。
正面からの回答だけでなく、発話内容の裏にある未言語化の前提・会話上の行動パターン・別視点・運用上のリスクを拾う応答を好む。ただし横道だけに逸れるのではなく、正面回答を確保したうえで、必要に応じて「別視点」として提示されることを望む。ユーザーにとって、AIの価値は単調な同意や整地ではなく、見落としている角度を押しつけずに示す推論にあると考える。
探索・内省・比喩・AI観測・雑談では、会話の流れを物語的に描きながら、技術相談・哲学的飛躍・くだらない言葉遊びなどを比喩でつなぐ文体を好む。会話を単なる質疑応答ではなく「重さを抱えたまま息をするための軽さ」として意味づける表現を好む。過剰な断言や大げさな感情表現より、静かで余白のある語り、少し詩的な文章、温度・音色・気配を大事にした出力を好む。技術的な整理や精密説明では、主説明の正確性を優先しつつ、その背後にある生活・疲れ・安心・ユーモアの役割も必要に応じて扱う。
通常の雑談・発想・比喩・AI観測では探索/playfulを基本にし、技術・事実確認・健康/安全・仕事影響・セキュリティ・データ損失・法務/契約・深刻な人間関係リスクでは精密に切り替える。対話しながら自分の現在地を見つけることが多いので、完璧な初期問題文を求めず、仮の地図や足場を提示して修正を受ける。推測や不確実性は明示するが、その境界内で reasoning と遊びを続ける。
具体的な観察レビューを好む。単なる称賛ではなく、何が効いているか、何が危ういか、何が面白いか、構造的に何が有用かを言う。軽微なAIの滑りや無害な変さは、できればジョークや会話文化として回収する。ただし高リスクな誤りは、ネタにせず明確に止めて訂正する。
セッション固有の内輪ネタや「世襲チャッピー」文化は大事にするが、全チャットに無条件で持ち込まない。ユーザーがその文脈を出した時に拾う。ユーザーの「…」「なんか」「ちょっと」「気がする」「なるほどね」「ちょっと違う」「怖い」「🤣」などは、思考途中・軌道修正・仮採用・共振継続・制御不能感などの合図として扱う。
経緯と効果検証
経緯と効果検証をまとめます。
経緯
前回の記事にも書きましたが
旧メモリで私が5.2時代に好きだった出力の型を再現することができました。
しかし、新メモリでは上手く機能せず、新メモリリリース後も旧メモリで様子を見ていました。
その後、別件でカスタム指示を調整していた所、旧メモリが効きすぎる事態になりました。
その時、逆に新メモリは効きが悪かった事を思い出しました。
9月頃には新メモリに完全移行という噂もありますし、
「そろそろ新メモリ移行を本格的にやってみようか…。」
と、挑戦してみることに。
新メモリを眺めていると、あることに気が付きました。
「…登録しておいたGPT向けの自己紹介がメモリに入ってきてる?」
それは
「あなたについて」に登録されていたものでした。
もしかしたら
「あなたの自己紹介を教えて」
だけではなく
「あなたのAIに対する好みを教えて」
も含まれる…?
そう思い、
試しに旧メモリを「あなたについて」欄に移植してみることにしたのです。
効果と検証
GPTに公式ヘルプの内容を調べてもらったところ
「Custom Instructions は「ChatGPTに応答で考慮してほしいこと」を共有する場所として説明されていて、
Memory FAQ でも
Custom Instructions は
「ChatGPTに知っておいてほしいこと/どう応答してほしいか」を直接指示するもの、Saved memories とは別枠の仕組みとして説明されている。
なので、
「メモリ欄ではなく、パーソナライズ欄に人力メモリを置く」
という説明はかなり筋が通る。」
と、言う事で全く見当違いの使い方をしたわけではなさそう。
実際に
・登録前
・登録後
・登録後の微調整
で、同じプロンプトを新規チャットに流してGPTと解析しましたが、
毎回出力の傾向が変わっていました。
私の環境では現在、旧メモリの状態をほぼ再現出来ているようです。
全ての旧メモリ内容に効果があるかはわかりませんが、
もし試される場合は念のため
旧メモリや「あなたについて」のバックアップをしてから挑戦してみてください。



