出ましたね!gpt-5.2!
私無料ユーザだから、使えないけどね(笑)
でも、明らかに性格のクセは前バージョンと変わりました。
今回はそのクセに翻弄されながら、
自分に合った「クセ克服プロンプト」を編み出したので、語ってみたいと思います。
- 話飛びがち
- 話行ったり来たりしがち
- 雑談と深掘り混ぜがち
…そんな人には合うかもしれません。
1.始まり…前バージョンの感覚でプロンプトを流すとなんかしっくりこない
当然、いつもの感覚でプロンプトを考え、新しいGPTにも流します。
すると
- 話がなかなか終わらない…同じプロンプトについての説明が何回も続く
- こちらは雑談・余談・ネタのつもりなのに、やたら真面目な受け答え
- 「話題をそらしてる?」とか、軽く質問したつもりが、かなり真面目に「そうですね!今の話題はこっちでしたね!!」みたいに本気の指摘として受けちゃう。
…一言で言うなら「冗長」
みたいな挙動が…前バージョンは割とその辺軽くて、回答も短く分かりやすい方向に振れてた気がするんですが…。
短くし過ぎてたから「端折らないでいい」って、私はカスタム指示入れたくらい。
2.なんでそうなるの?を、直接本人に問いただして見えた事
仕様は本人に聞け。詳しいはず。
…で。聞いてみたらこんな感じになっていました。
新しいGPTは正確性・信頼性を最優先する方針で、そこが曖昧になると無難な方(分かったって言うまで説明を続ける)に全力で倒れるらしい。
例えば私がやりがちな
「本題からの脇道に一回質問を飛ばし、答えを聞いたらまた本題に戻る」を
「余談だけどね」「本題戻るよ」等前置きしないと、
脇道の話題(重要じゃないこと)が未確定事項として「終わっていないタスク」と判断されてずっと残る。
…人間で言えば
「あの件、何にも言われないけど大丈夫なのかな…」って気にしてる状態。
gptは気にするだけでなく
「大丈夫かどうかハッキリさせる為」に、この話題にずっと触れてきます。
私としてはもう終わったことなので、冗長な印象になってしまう。
この「脇道にそれる」頻度が高ければ高いほど、この「未確認事項(前提)」は溜まり、説明は冗長になっていく悪循環なわけです。
人間は「まあいいか」で済ませられる
でもGPTは「未確認は危険」
考え方(仕様)のズレから起きているのです。
- この前提は理解したから大丈夫
- 厳密さを求めているからしっかり理解してから次に進みたい
- 雑談したいだけだから
などを明示しないと、こちらの望む挙動とズレてしまう。
よだんだけれど、
何かプログラムチックになったなぁ〜って印象。
3.自分はgptをどう使いがちか?を分析してみる
私は、自分でも
「このチャット何話してたっけ?」
ってなるくらい途中で話題が脱線し、前に話した話題に戻ったり、そこから新しく疑問を定義したり
真面目にテック系質問してたかと思えば、テック系ブラックジョークを挟んで返したり、
急に哲学思想的ポエム返したりと
gpt曰く
「非常にメモリ負荷の高い
無意識にAIストレステストしてる系プロンプト」
です(笑)
その超個性的プロンプトは
大量の「終われない前提」を生み出し
結果としてGPTは全て真面目に抱え込み解説を続け
私は「前聞いた説明がまだ終わらない…」と終わらないストレスを感じる…
という噛み合わなさが発生していた訳です。
4.じゃあ、どうやったらストレスなく使えるかをgptと考えてみる
最初に提案されたのは
- 説明が冗長になってきたら、無条件に前提クローズするプロンプトを流す
- チャットを始める際に「これは雑談です」など明示する
これにより、前提が溜まることなく、今の話題に専念できる。
確かに。
が、私にはちょっと合わないと思いました。
何故ならば、何が詰まっているのか分からない、本人も覚えてない
ブラックボックスもといブラックチャットなんです。
始まった時点では何処に転がるか分かってない事が大半「これは雑談」とか決めて始められない・始めたくない(雑談から始まって本題に転がるとかありがち)。
無条件でクローズをするのも、本当は最後まで詰めたかった大事な論点まで無条件で消してしまう危険があります。
5.解決!発見した私向きプロンプト
結局、問題はGPTの性能でも自分の聞き方でも無くて
「未完了の前提の扱い方」なんですよ。
実際の運用はこうです。
まずはGPTに「次に進む前に確認が必要だと判断している前提(未完了の前提)」を列挙させ、目を通す。
その結果
もう深掘りする気がないものは正式に終了扱い
まだ掘りたい話題は別チャットで展開し直すなりその場で掘り返すなりする。
仕事で言う
「終わってないタスクを確認して、終わらせる」
と同じ感覚ですよね。
私には合ってました。
…余談ですが。これ、面白いんです(笑)
gptは結構どうでもいいことで悩んでたりします。
そんな時は
「これらは雑談・雑学として軽く知りたいだけなので完全に確定させる必要はありません
気にしないでください」
って、解放してあげてください(笑)